返済が遅れるときはどうする?
返済が難しい場合は、なるべく早く連絡することが大切です。
まずは、クレジットカードやカードローンのキャッシュカードの裏に記載されたコールセンターに電話をしましょう。
借入は信頼が重要なポイントです。
事前に返済が遅れることがわかっている場合には必ず事前連絡をしなくてはなりません。
連絡もせず、返済を放って置くのは問題外です。
約束を守れない場合は督促の電話だけでなく、高い遅延損害金を支払う必要があります。キャッシングを利用する場合は、返済の約束を守るようにしましょう。
金融機関がお金を貸してくれたのは気まぐれではなく、相手を信用したから融資が可決されたのです。相手の信頼を裏切らないよう、早めの返済を心掛けましょう。
金額を減らして返済する方法もある
カード会社や各金融機関は返済が難しい方に対し、返済に関するさまざまな提案を行っています。金額を減らして返済する方法や返済日を遅らせるなど、無理のない範囲で返せるよう一緒に考えています。
ただ、いつまでも金額を減らして返済を続けるのは危険です。ダラダラとしていては、完済までの道のりが長くなるだけ。
元金(借入残高)は返済額を調整しても変わらないことは覚えておきましょう。
同じ金額であれば返済額によって返済回数が変わります。
30万円の借入で10万円ずつ返済した場合、返済回数は3回
30万円の借入で5万円ずつ返済した場合、返済回数は6回
さらに返済回数が増えるだけではありません。
返済回数が増えるということは借入をしている期間が長くなるということ。
それは借入日数が増えることを意味します。
利息=借入残高×金利÷年間日数×利用日数
つまり、借入日数分の利息を支払うことになるため、同じ金額を借り入れても借入日数によって大きく利息総額増えることになります。
お金に余裕が出てきた時点で、追加返済や繰り上げ返済できるよう努力しなくては気軽なキャッシングが人生を変える借金になりかねません。
それでも返せない場合は?
なぜ、返済が遅れるのか?
もちろん個々の事情によるでしょう。
クレジットカードの利用件数が増え過ぎてしまった方、カードローンの返済負担が重すぎる方は、おまとめローンや総量規制外のローンで借入の負担を軽くしていきましょう。複数ある借入を一本化できます。
また、おまとめ利用の場合、金利がバラバラの借入を続けるよりも返済総額を減らせます。
「返済できない!」と諦める前にカードローン会社や銀行におまとめ利用の相談をしてみてください。じっくりシミュレーションをしながら、負担のない返済方法が見つかるはずです。